マインド・ボディパーソナルトレーナーとして
健康が意識(マインド)の状態と結び付けられて注目される時代が到来しました。
私がこれまで探求してきたライフワークも踏まえ、 マインド・ボディパーソナルトレーナーとしての当院での今後の取り組みをご紹介させていただきます。
新しい何かを追加する前に
21世紀に入り十数年、「健康」 とは何かを個々が見つめ直す時代が訪れているように感じます。
痛みや疾病のない状態、つまり「病気のない状態」 が今既に前提としてあるのであれば、21世紀における真の健康観とは「人が環境と共存しながら、生命力に溢れる生活を営み、活力ある人生を送る 」 このような定義が潜在的に求められているのではないでしょうか。
情報過多の現代において、 たくさんのメソッドや方法論が巷には溢れています。
テクノロジーの発展に伴い、ボタンや声だけで、多くのことができるようにもなりました。
テクノロジーを使いこなすために、今度はAIに作業を任せてより効率化を図る。
しかし気づけば、便利さの積み重ねのつもりが、便利さの奴隷になってしまっているかもしれません。
便利さの追求にも代表される、何らかのプラスα。
自動化や機械化は手段であり、目的ではありません。
では一体、何を追加すれば、 望ましい目的がもたらされるのでしょうか?もしくは、結果や成果がもたらされるのでしょうか。
思うに、何か新しい方法論を追加する前に、 何か新しいメソッドを追加する前に、 今一度自分自身のノイズをクリアにする必要があるのではないかということです。
それは、ノイズだらけのシステムにどんな機能を追加しても、 生産されるものは”より多くのノイズ”でしかない、 と表現できるのではないでしょうか。
これ以上何かを追加することではなく、次元の異なるゼロ( 真のニュートラル)に根ざすよう心身の状態を整えることが、 今後の優れたリーダーの必須条件となるはずです。
例えると、 心身を整え、 ノイズを軽減した状態を定期的に取り戻すことにより、 正しい意思決定ができ、明晰な判断が下せる、 などと説明できるかもしれません。
マインド・ボディパーソナルトレーナーとは
マインド・ボディパーソナルトレーナーを字義通り解釈すると、精神と感情にアプローチするのみではなく、その器である身体にも十二分に配慮する必要があるということになります。
伝統医学においての身体と脳の密接な関係性は、 悠久の歴史の中においてビッグデータとして眠っています。
また、腸内細菌叢と脳、遺伝子と思考など、 枚挙にいとまがないのですが、 サイエンスの場においても益々心身の有機的関連性が見出されてい ます。
伝統と最新を融合させ真の健康を求めていく過程においてこそ、 副産物としてのマインドの安定が得られるのだと考えています。
そして、皆様の真の健康への貢献のために、当院でも今後、「治す」 「整える」に加えた第3の柱としての「活静」 化のためのセッションを開始します。
鍼灸やロルフィングと共に、SHIATSUやクラニオセイクラル や気や量子といった部分を積極的に導入すると同時に、 神経科学などにより実証されたエビデンスも融合して参ります。
自律神経、免疫系、 内分泌系の共同作用により営まれている生命のリズムにおいて、 脳と同様に手足や胴体もとても重要なパートを担っています。
手足や胴体が整い、そして脳が静まることにより、 初めてクリアな状態が取り戻せると考えているからです。
継続的なトップパフォーマンスを生み出すために
変化の激しい現代環境の中で、革新的なアイデアを発案するクリエイティビティ、困難なプロジェクトをやり抜く集中力、中長期的に行動を継続できる体力、本質的な健康が求められています。
現代の経営者やエンジニア、結果を求められる全てのビジネスパーソンは、アスリートと同じです。
継続的なトップパフォーマンスが求められるていることからも、一流のアスリートと同じような「アタマ、ココロ、カラダ」のケアを受ける必要性があるのではないでしょうか?
自らのパフォーマンスが成績や業績に直結し、常に高いパフォーマンスを継続して出し続けていくことを求められています。
ビジネスパーソンの皆様の心身の状態管理は、今後益々重要視されていくことでしょう。
「どこか悪いわけではないのに万全の状態ではない気がする。」
「本能的にもっと良い状態があるのではないかと感じる。」
そのような方は、一度ご来院いただけますと、きっと新たなステージを感じていただけることと自負しています。