ロンドンのオーガニックマーケット巡り

今回のロンドン滞在時に、オーガニック食材を扱うマーケットを訪れました。
有名なマーケットから、まだあまり知られていない地元の人たちが集うマーケットまでをご紹介します。

Borough Market

London Bridge駅近くにある有名なマーケット。2014年には開設1,000年を迎えたそうです。
観光客にも有名な場所であり、今回訪れたクリスマス時期は非常に混雑していたので、なかなかゆっくり見て回ることはできませんでした。
ロンドンに住んでいた頃はたまに訪れていたので、個人的に懐かしい思い出深い場所です。
マーケットからTate Modernという近現代美術館に至るテムズ川沿いの散歩はロンドンを感じやすい場所だと思っています。

vegetables
絵になる野菜

vegan burgers
バーガーもビーガン仕様

img_0283
セントポールを望む

 

Maltby Street Market

London BridgeBermondseyの中間にあり、Borough Marketと同じエリアに当たります。
ロンドンの友人がオーガニックワインを扱う店を出していて、まだまだローカル色の残る良い雰囲気のマーケットだというので行ってきました。
オーガニック食材やビーガン対応の店はあまり出店されてはいませんでしたが、マーケットのサイズ感も良く、地元客7割・観光客3割程で訪れやすい雰囲気でした。
フードのストールが多く、ランチ時には混み合いそうです。
他にはコーヒーやワインやチーズなどの品揃えが豊富でした。
先述のBorough Marketはすでに観光地になってしまっているので、ロンドンのストリート感が残り、今を感じるにはもってこいの場所の一つではないかと思いました。

Maltby Street Market
photo : Maltby Street Market : license

 

Alexandra Palace Market

こちらはノースロンドンにある地元のFarmer’s Marketです。
車がないと行きづらい場所にあるため、友人達と車で向かいました。
高台にある大きな公園の一角にあり、日曜日の新鮮な空気を感じることができました。
地元の畑で採れた産直の野菜や、近海で水揚げされた魚、他にも隣国で小さく栽培されている良質のオリーブオイルや、近所の花屋さんが作る手作りのクリスマスリーフなどなど、近くに住んでいたら絶対に定期的に通うだろうと思わせてくれる素晴らしいマーケットでした。

オランダの伝統的なリコリスを、友人が翌日の機内用にと買ってくれました。
ヨーロッパではよくあるお菓子の一つだそうですが、、日本人の私にとっては幼い頃の耳鼻科の思い出が蘇るような味でした。
他にはイタリアのプーリア州から来ているお店からEXオリーブオイルを買いました。
現在ワインの取り扱い申請もしているそうで、今後のラインナップ拡充が楽しみです。
Mentoring sessionを受けたロルファーの先生ともマーケットで偶然お会いしたり、帰り道は公園を通り抜けて2時間程歩いて帰ったりと、爽やかな日曜日の午前中を満喫できました。

img_0249-11

img_0263

img_0264

img_0271-15

 

Earth Natural Foods

最後は、友人宅近くにあったオーガニックショップ。
店内に入ると所狭しとオーガニック食材が並んでいました。
マクロビやヴィーガンを実践されている人にとってはまさに天国。
1箇所でほとんど必要なもの全てが揃ってしまいます。
日本では中々見られないラインナップの物が置かれているので、飽きることなくずっと店内で過ごせてしまいそうです。
また、オーガニック食材のパッケージセンスの良さにも改めて感心させられました。オススメです!

img_0197-2

img_0202-3

img_0200

 

イギリスは食事がおいしくないという声をよく聞きますが、個人的にはそうは思いません。
イギリス料理というものはあまり存在しないかもしれませんが、地中海沿岸にある各国の料理を食べられることがロンドンにいる時の楽しみの一つでもあります。
ロンドンでは特にギリシャ料理やレバノン料理をおいしく食べられると思います。

旅先での食事は、旅全体を左右するほど大切なものになります。
納得のいかない食事が続くと、体調面でも気分の面でも落ち込んでくるものです。
今回は、ミュンヘンでもトレーニング施設のすぐ隣にオーガニックデリがあり、全体を通してとても充実した食生活を送ることができました。