ロルフィング5つのニーズ別、事例紹介

 

5 needs about rolfingこれまで当院にお越しくださった方々の事例を踏まえて、各ニーズ別に私が何をできるのか?実際にどのようなセッションを行っているのか?そして、10セッション終了者の方々の声も併せてご紹介します。

  1. 姿勢を良くしたい
  2. ダンスやバレエなど身体の使い方を向上させたい
  3. 痛みを改善したい
  4. 身体の探求をしたい
  5. 考え方を変えたい

 

姿勢を良くしたい

近頃、猫背がひどくなってきて、肩のコリも強く感じています。
ロルフィングで姿勢の改善はできますか?

服部
猫背の原因が背中にあるとは限りません。
真の原因にアプローチしない限り、猫背が根本的に改善することはないんです。
また、肩こりがヒドいからと言って、マッサージで肩だけを施術することは一時的な解決策にしかならないことはお気づきですね?
姿勢も肩こりも、本当の原因を見つけることが大切なんです。
ロルフィング10セッションでは、頭〜足の先までしっかりとアライメントを確認し、真の原因を見つけ出します。
「筋膜の人間ドック」という例えがピッタリかもしれませんね。
以前ロルフィングを受けた方の感想にとてもわかりやすい表現がありましたのでご紹介しますね。

Q.ロルフィング10セッションを終えての感想をお聞かせください。

A.これまでもマッサージなどには、よく通っていたのですが、ロルフィングの感覚のタッチは本当に独特でした。

また、各セッションごとにテーマとアプローチする場所が決まっていたのが、とてもユニークだなと思いました。

姿勢の改善と肩こりの軽減で初めたのですが、本当の原因が脚と胸郭にあったことは、これまで全く気づくことができていませんでした。

姿勢も随分良くなり、日常生活でどのように体を使えば良いかやセルフケアも教えていただけることも良かったです。

先生の話では、筋膜のバランスは10セッションが終わってからもしばらく(先生は6ヶ月は続いた)は続くとのことだったので、今後変化を更に体感できることも楽しみです。

肩こりは既に随分気にならなくなり、会う人に姿勢が良くなったと褒められることが、最近の自慢となっています。

 

ダンスやバレエなど身体の使い方を向上させたい

大人になってからバレエを再開しました。
子供の頃学んだ癖が未だに抜けず、パッセがどうしても苦手です。
ロルフィングで、これまでの身体の使い方を一度見直したいと思っています。

服部
子供の頃からの癖はそう簡単に変えられるものではありませんよね。
ダンスやバレエの先生の真意が上手く伝わらず、望ましくない癖が定着してしまっている方もいます。
また、バレエの外側の動きを真似るだけでは分からない、内側の身体の使い方(インナーフォーム)の再学習も欠かせません。
バレエの基本の動きは、本来とても理にかなった動きになっていると思います。
筋膜の考え方から身体の使い方を見直すことは、年を重ねた後でも可能です。
今一度、ケガの少ない安定した表現を目指して、より良い動きを目指していきましょう!
ロルフィング10セッションを受けてくださったバレエをされている方の感想をご紹介しましょう。

Q.ロルフィング10セッションはどのような体験でしたか?

A.毎回が新しい発見で、10回はそれの連続です。

2、3回目で何となく感じられたところが、後半に「これか!」と明確なものになっていきました。

自分の場合、今まで柔軟性や可動域を広げることに一生懸命になっていましたが、実は、使えていない筋肉がいっぱいあったことに気づかされ、自分にとって必要な訓練がわかりました。

毎回、様々なアプローチで骨や筋肉を目覚めさせるようなセッションなので、その後のバレエのレッスンではより動きやすく、首や腕、脚が数cm遠くに伸びる感覚がありました。

セッションでの気づきを頭に置きながら迎えた発表会本番も、自分のバレエ人生の中で、一番大きく動けた気がします。

ただ、10回終えてみて思うのは、ようやく入口に立てたな、ということ。まだまだ可能性を広げていきたいです。

Q.ロルフィングを知らない人にロルフィングを説明するとしたら、どのように表現しますか?「あなたにとってのロルフィング」とは?

A.ロルフィングとは、「身体をバランスよく整えて、痛みや不快な重さのない楽な状態に近づけていくもの」「必要なところはほぐし、伸ばし、鍛え(意識させ)余計な負荷から解き放つもの」と表現したいです。

打ち込むスポーツやパフォーマンスの為だけでなく、日常生活を心地好く送るためにも施術を体験してもらいたい。

また、私にとってのロルフィングは、自分の可能性をどんどん広げてくれるものです。

今までできなかったことができるようになったり、普段の姿勢が変わることによって、気持ちや体内の状態も良くなるように感じます。

 

痛みを改善したい

社会人になりデスクワークの仕事につくようになってから、首のコリが強くなってきました。
ココ最近では、痛みも感じるようになり、腕にも多少の痺れを感じるようになっています。
パソコン作業で首が前に出ているのが原因だと思うのですが、なかなか自分では解決できません。
これ以上ヒドくならないうちに、一度しっかりと身体を整えたいと思って来ました。

服部
当院では、痛みやしびれなどの症状が強い場合、先に鍼灸施術をオススメすることがあります。
なぜなら、鍼灸施術による痛みやしびれなど神経の治療を、特に当院は得意としているからです。
神経の炎症を抑えた後に、根本の原因を改善するロルフィングのセッションを行うことをご提案しています。
鍼灸で痛みの改善を、そして、その後にロルフィングによる姿勢の改善へのアプローチが最も効率的かつ効果的だと考えています。

Q.鍼灸施術とロルフィング10セッションの感想をお聞かせください。

A.痛みに加えてシビレが出てきたことで、先々の不安を感じていました。

このままこの仕事を続けていけば、更に悪化してしまうのではないかと。

先生の所で行っていただいた4回の鍼灸施術で症状がほとんどなくなりました。

その時点で将来に希望を持つことができました。

その後、ロルフィングで姿勢に対してのアプローチをじっくりと行っていただき、デスクワーク時の頚の使い方や頭のポジショニングなどを知ることができました。

日々、これらの事を実践しているので、以前よりも随分疲れが溜まりにくくなりました。

また、もし症状が出たとしても、1−2回の鍼灸×ロルフィング施術で大丈夫だと思えると、とても心強いなと感じています。

 

身体の探求をしたい

ヨガをやると体調が良くなるため、以前からずっと練習を続けています。
最近、新たな感覚にフォーカスすると、柔軟性が瞬時に向上する経験をしました。
筋膜にもとても興味があり、身体を上手く使うためにはどのように筋膜の連鎖を考慮すれば良いのかなど、知りたいことがたくさんあります。

服部
それぞれのヨガティーチャーによって、考え方や教え方は様々ですよね。
各先生が伝えているインストラクションやキューの真意を理解できるかできないかが、アーサナの深まりに決定的な違いを生み出します。
私は、そのため「そのインストラクションの真意は何なのか?」を探求することが最も重要だと考えています。
例えば、ダウンドックの際に「尾骨を天井の方に向けましょう。」というインストラクションも、同時に頭の使い方や頭蓋骨のポジショニングを意識することで、更にポーズが深まるのです。
セッションでは、各先生が教えてくださるインストラクションやキューの本質を、インナーフォームとしてお伝えするようにしています。
また、エネルギーセンターであるチャクラを動きの観点に応用すると、更に効果的に体を使えるようになることも体験していただいています。

Q.ロルフィング10セッションの感想をお聞かせください。

A.これまで様々なヨガの先生のインストラクションを受けてきたのですが、流派や各先生の間で内容に微妙な食い違いがあり、しっくりきていない部分がいくつかありました。

今回のロルフィング10セッションを通して、
・骨を如何に感じ動かすのか
・内側の感覚を養うことの重要性
・各チャクラと背骨を上手く使う方法
などを学ぶことができました。

柔軟性や動きの深まりなど結果としても得るものが多く、マニアックな内容もとても面白かったです。

10セッションが終わった後も、定期的にセッションを受けていきたいなと思っています。

 

考え方を変えたい

ロルフィング協会のホームページや服部先生のウェブサイトを拝見して、ロルフィングは本来、「心身の再教育」「自己教育」や「自己成長」のために行われていたことを知りました。
心をどう扱うのかなどに興味があり、これまで随分探求をしてきました。
その中で、体と心が有機的に繋がっているという考え方に納得はしたのですが、実際にどのように心身の繋がりにアプローチすれば良いのか分かりません。
個人的には、考え方がもう少し柔らかくなれば良いなと思っています。

服部
心の癖は、身体の癖、すなわち特徴的な筋膜の緊張として、身体に表現されていることも少なくありません。
心の探求はとても興味深く、私も以前は随分と深く学んでいました。
ただ、身体の不必要な緊張を手放すことで、楽に現実に向き合えることも体験しました。
これまでの経験を通して、身体(筋膜)の柔軟性は、心の柔らかさや軽やかさに比例していることは明らかです。
身体の不必要な緊張を手放すために、ロルフィングでは重力との関係性を特に重要視しています。
この重力との関係性とは、そのまま他者との関係性であるとも言えるのです。

Q.ロルフィング10セッションはどのような体験でしたか?

A.自分のカラダやココロの状態に気付くプロセスを体験しました。

10セッションが終わり、 ようやく自分の現在地が分かった気がします。

Q.ロルフィングを知らない人にロルフィングを説明するとしたら、 どのように表現しますか?「あなたにとってのロルフィング」 とは?

A.私にとってのロルフィングは、「 体の断捨離を可能にしてくれるもの」です。

習慣化されてしまった悪いクセなど、不必要なものは捨て、 必要なものはあるべき場所に戻す。

1人だとなかなかできないけれ ど先生が手伝ってくれるので安心です。

ロルフィングの面白いところは、「 自分は何もせず先生がしてくれる。」ではなくて、 自分も先生と一緒にするという事です。

そうすると、身につくので、「また不要なものをため込む。 」といった事がなくなります。

不要なものがなくなると体が本当に楽になり、 動きやすくなったり疲れにくくなります。

それと気持ちもスッキリします! んー難しいですね…ロルフィングは本当に不思議なので、 なかなか上手く人に伝える事ができません。笑

まとめ

今回はよくある5つのニーズごとに、私が何にフォーカスし何ができるのか?、そして10セッションを終えられた方の声を併せてご紹介しました。

関連記事を読んでいただくと分かるのですが、クラインアントのニーズと体質に沿った、完全にテーラーメイドのセッションを行うことも特徴といえます。

  • 姿勢を良くしたい
  • ダンスやバレエなど身体の使い方を向上させたい
  • 痛みを改善したい
  • 身体の探求をしたい
  • 考え方を変えたい

などの観点に興味がある方は、この機会にぜひ一度、ロルフィングを体験いただければと思います。